【仙台】宮城の方言
- オウンドメディア運用 アクセスジョブ
- 2023年9月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年9月22日

概要
宮城県の方言は、主に仙台弁と呼ばれています。仙台弁は、江戸時代の旧仙台藩領内で使用された言葉を元にした方言です。
特徴
宮城弁の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
促音便(そくおんびん)が盛んに用いられる。
濁音化(だくおん)が盛んに用いられる。
撥音便(はつおんびん)が盛んに用いられる。
語尾に「ん」がつくことが多い。
敬語表現が独特である。
宮城弁の使い方
宮城では「すごく」は、「いぎなり」と言います。これは「たいへん」や「とても」という意味です。
例えば、「あの人は足がすごく速い!」を宮城弁で言うと、「あの人は足がいぎなり早い!」となります。
また、宮城弁には「いぎなし」という言い方もあります。これは「いぎなり」と同じ意味ですが、より強調したいときに使います。
例えば、「この映画は面白かった!」を宮城弁で強く言いたいときは、「この映画はいぎなし面白かった!」となります。
以下に、宮城弁の代表的な方言をいくつかご紹介します。
~けさいん:~してください 例)また来てけさいん
しゃねっぷり:知らないふり
~だおんな:~だものね
~だっちゃ:~だよね?
こ:こっちにおいで 例)こっちゃこ!(こっちにおいで)
け・あがいん:食べなさい、食べて下さい
しずる:ちょっかいをだす、からかう
なげる:捨てる 例)ゴミを投げる
仙台弁と「うる星やつら」の関係
アニメが好きな方なら皆さんご存じかもしれませんが「うる星やつら」のラムちゃんが語尾に 「〜だっちゃ」 とつけていることで、仙台弁を話しているのではと思われる方がいらっしゃると思います。
しかし調べてみるとアニメの中のイントネーションの違いや、ラムちゃんが自分を指す「うち」と言うのは他県で用いられる言葉とのことです。
作者の方は語尾の「〜だっちゃ」について、山形出身である小説家の作品を参考にされたとのことで、この小説家は山形出身で育ちは仙台とのこと。

宮城弁は、独特の響きと表現が魅力的です。宮城を訪れた際には、ぜひ宮城弁を体験してみてはいかがでしょうか。
アクセスジョブ仙台には、同じ宮城県民でも知らないガチガチな方言を知っている石巻出身の職員がおり、実際にその方言を聞いてみると、もはやなんて言っているのかさっぱり分かりません。
小学校には標準語を学ぶ授業があるそうで、まるで外国のようですね。
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